安全性と品質保持のための大木製薬の取り組み

大木製薬の正官庄は
日本で外国製造業者として認定されている医薬品GMP適合工場で製造された医薬品です。
その信頼と皆様からの期待に応え続けるために、より高品質な製品作りに努めています。

正官庄は6年根高麗紅参を使用

人参サポニンをバランス良く含む「正官庄」

※1 高麗紅蔘茶、紅蔘茶顆粒を除く。

正官庄

高麗人参はとてもデリケート。
その質は育つ環境に大きく影響を受けるため、栽培地が異なると、主要な有効成分である人参サポニンの構成バランス※2も大きく変わってきます。
なかでも質が良いとされているのは韓国産。
韓国産の高麗人参が優れているのは、寒暖の差が大きく、北東向きで水はけの良い韓国の大地が栽培に適しているから。
そのため韓国政府は国家特産品としての価値を維持すべく、韓国人蔘公社が責任を持って栽培・製造する6年根高麗紅参製品に「正官庄」というブラン ドネームを与えました。
「まさに(正)、国の(官)、製品(庄)」。
その名前には、「政府が管轄する所で生産された信頼できる製品」という意味が込められていました。
(現在は民営化されました。)

※2 人参サポニンは苦みやえぐみのある物質で、ジンセノサイド(ginsenoside)とも呼ばれます。高麗人参には、中枢神経に抑制的に作用するジンセノサイドRb1,Rb2,Rcや、中枢神経を活性化させるジンセノサイドRe、Rg1,Rg2など、作用の異なる約30種類の人参サポニンが含有されています。

産地別 6年根高麗紅参の人蔘サポニン含有量比較

紅参の“量”へのこだわり

韓国で製造されている正官庄ですが、日本の医薬品として承認されている正官庄は、そう多くはありません。
大木製薬の正官庄は、そんな数少ない中の1つ。
韓国産6年根高麗紅参を豊富に配合しているから、有効成分である人参サポニンの量も豊富。効き目が違います。
たとえば「正官庄 蔘元内服液ロイヤル」には、日局コウジンとして6000mg配合。
1mlあたりの紅参の含有量は約200mgであり、国内で販売されている高麗人参の医薬品としては、抜群の配合量といえます。

紅参配合量の比較
高麗人参の栄養を最大限に引き出した6年根高麗紅参ができるまで
大木製薬と韓国人蔘公社

韓国人蔘公社の高品質な正官庄

正官庄に用いられる6年根高麗紅参は、韓国人蔘公社と契約農家とのパートナーシップに基づき、全量契約栽培されています。
栽培候補地の選定、調査、分析はもちろん、栽培開始後の土壌検査や、栽培技術指導なども厳格な管理体制の下で行われています。

また、大木製薬は「医薬品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令及び品質に関する取り決め」に基づき、定められた項目を定期的に点検して います。

さらに、完成した製品は大木製薬の定める医薬品の規定書に則り、ロットごとに抜き取り検査を実施しています。
大木製薬の正官庄は、こうした厳しいチェック体制のもとで製造されているのです。

厳しく管理された高麗人参の畑
韓国人蔘公社
7年でも5年でもなく、6年根でなければならない理由